女子専用シェアハウスの同期の和菓子職人とあたしが定休日の作業場で溶け合う

女子専用シェアハウスの同期の和菓子職人とあたしが定休日の作業場で溶け合う

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京都の老舗和菓子店・萬月堂に同じ春に入った新人和菓子職人、湊莉子・十八歳と、七尾詩乃・十九歳。二人は会社が借り上げた女子専用シェアハウス・葉月荘の二階、男子禁制の二人部屋で同居している。莉子は手の早い甘え下手、詩乃は店でいちばん餡炊きの筋がいいと親方に言われる落ち着いた同期。店が定休日の月曜、二人は鍵を預かって誰もいない作業場に残り、餡を炊き、練り切りの稽古をする。粉と砂糖と蒸気の匂いが満ちた作業場で、詩乃さんの、餡を練るときのまっすぐな指が、稽古の合間にあたしの首筋へ伸びてくる。「莉子、今夜も残ろ」「定休日は、二人きりやしな」――。男はいない。三角関係も、別れの予感もない。男が立ち入れない二人部屋と、誰もいない定休日の作業場、その二つの閉ざされた場所で、同期の二人が毎週本気で求め合うだけの女性同士の物語。全十章・継続宣言HEの単巻完結。

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    7月14日発売予定

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