薫印

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古流の香道技『薫印術』を継ぐ装置運用者・伽羅堂烈が主宰する、紹介制の私的契約サロン。皮膚の下の賦香点へ、運用者の調合した香印を一節ずつ焚き染める。一度その香を体へ刷り込まれた者は、運用者の香が絶えると体が立たなくなる――不可逆は段でも、消えぬ物質でも、絡んだ本数でも、揃えられた音でもない。運用者の香でしか体が鎮まらなくなる、その嗅覚の依存そのものだ。最初の契約者は、鼻で生きてきたソムリエ。続いて利きで酒を醸す女性杜氏、伝統の面に命を彫る能面打ち師、香そのものを商う調香師の四名が、それぞれの拠って立つ「自分の鼻」を一節ずつ明け渡していく。含香炉の伽羅が立ちのぼるたび、嗅覚の達人たちは運用者の香に搦め取られ、それなしでは素面でいられない体へと変わっていく。合意の契約と立場差の上で、段を省かず香を焚く玄人向け官能。R-18/成人合意の契約/全四名攻略のシリーズ第1巻・全10章完結。
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  • 薫印

    7月14日発売予定

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