修士一年目で大学院を辞め、朝も布団から出られない日が続いて、行き場をなくした俺・卯月理人、二十二歳。桜の盛りを過ぎた夕暮れ、昭和の匂いを残す下町の商店街に降り立ち、路地裏の洋食店「あけぼの軒」に住み込みで拾われた。出汁とバターの香る厨房で、包丁を握り、皿を磨き、手仕事をひとつずつ覚えていく。そんな俺を可愛がってくれたのは、面倒見のいい年上の女たちだった。洋食店の女将、向かいの古書店主、商店街の町医者、常連の三味線の師匠。料理と手仕事を教わるうちに、四人は何も知らない俺に、初めての一つひとつを、手取り足取り教え込んでいく。筆下ろしから、丁寧に。教えられ、慈しまれ、この路地裏が「わが家」になっていく春。下町住み込み×年上ハーレム筆下ろし譚、シリーズ第一巻・全十章+次巻予告。【童貞/年上/お姉さん/筆下ろし/逆ハーレム/中出し】

