建築史の修士課程に進んで一年、研究と古い図面ばかりに埋もれて、誰の体温も知らないまま二十四歳の夏を迎えた俺・水城透。郊外の古い文化住宅で、誰とも深く関わらず静かに暮らす――そんな毎日が、向かいの工房に住む年上の女性たちとの出会いで、音を立てて変わり始める。陶芸家、研究室の先輩、文化住宅の大家、近所の小料理屋の女将。四人の年上の女たちは、戸惑う俺を急かすことなく、その余裕のある手で、初めての一つひとつを丁寧にほどいてくれた。筆下ろしから、全部。教えられ、可愛がられ、年下というだけで慈しまれる。争うのではなく、分かち合いながら、四人は俺を温かい輪の中に迎え入れていく。年上の手で一から仕込まれる、ひと夏の年上ハーレム筆下ろし譚。シリーズ第一巻・全十章+次巻予告。【童貞/年上/お姉さん/筆下ろし/逆ハーレム/中出し】
