地図に引かれた国境や日付変更線――その一本一本の背後をのぞくと、思いがけない物語が顔を出す。地理を「自然の力と人間の営みがぶつかり合ってきたかを読み解く謎解き」として描く雑学集です。国の中に別の国が浮かぶ飛び地のふしぎ、一日が消えたり増えたりする日付変更線のからくり、雨が一滴も降らない土地、海面より低い場所に暮らす人々まで、思わず誰かに話したくなる話題を14集めました。一つひとつは独立した話ですが、読み終えるころには世界地図を見る目が少しだけ変わっているはず。気軽なページから始められる、地球をめぐる旅です。
