潮騒の岬で崖から落ちた薬研師の私ですが、山猫獣人の薬師頭が塩の薬湯と毛皮で介抱してくださいました

潮騒の岬で崖から落ちた薬研師の私ですが、山猫獣人の薬師頭が塩の薬湯と毛皮で介抱してくださいました

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王立調薬寮を解かれ、潮騒の岬の崖から落ちて行き倒れたわたし――薬研師リーゼ。指先で薬気を読むその手だけが、わたしに残された、ただひとつの誇りでした。目を覚ますと、塩の薬湯の崖壺と、毛皮のぬくもりが、冷えきった体を、ゆっくりと包んでいて。介抱してくれたのは、山猫獣人の薬師頭ジン。海霧の薬草を磨り、縞毛を梳くことを許されるうち、いつしか岬の里は、わたしの帰る場所になっていきました。一方、王宮では、典薬頭ヴェルダンの不正が露見し、わたしを切り捨てた後ろ盾貴族たちが、自らの手で失脚の連鎖へと転がり落ちていきます。捨てられた指が、求められる場所で。潮風と塩の薬湯に癒される、もふもふ獣人ヒーリングファンタジー。R18描写なし・全年齢でお楽しみいただけます。【獣人/もふもふ/薬師/拾われ/癒し/ざまぁ】
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    7月10日発売予定

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