大学のテニスサークルの後輩・瀬名柚季、二十七歳、大手食品メーカーの商品企画。付き合って六年、俺の大阪転勤で二年半の遠距離恋愛が続いていた。一月の人事内示で「四月から東京本社復帰」が決まり、すぐ彼女に電話した。「ねぇ、一緒に住もう」「うん、住もう」——たったそれだけで、二人の同居が動き出す。新幹線の指定席、崎陽軒のシュウマイ弁当、551の豚まん、週末ごとの往復、引越の見積もり、そして六月の婚姻届。離れた距離を埋め続けてきた二人が、ようやく一つ屋根の下で暮らし始める。三角関係も、すれ違いも、別離もない。互いだけを欲しがり続け、最後は区役所で婚姻届を提出する、現代日常密着の1対1純愛イチャラブ官能、全十章・ハッピーエンド確定の単巻完結。【純愛/イチャラブ/遠距離/社会人/同棲/入籍/ハッピーエンド】

