海の異世界に召喚された俺は、近衛剣士長に剣を捧げてしまった

海の異世界に召喚された俺は、近衛剣士長に剣を捧げてしまった

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「お前の剣は、誰の心も動かさない」――その一言を胸に刺したまま、町道場を畳もうとしていた師範代の凪沙湊を、海神の祝詞が呼んだ。召喚された先は、潮風と帆布の匂いに満ちた海洋剣の王国セレナイア。誰にも選ばれず、迎えられず、たった一人で見知らぬ世界に放り出された湊を受け止めたのは、王国の近衛剣士長だった。父が届かなかった地位を背負い、孤独に剣を握り続けてきた男。言葉の通じない二人は、剣でだけ語り合えた。打ち合うほどに、互いの孤独と覚悟が伝わっていく。隣国王子の野心が王国を揺るがす中、湊は気づく――正しいだけだった自分の剣が、ようやく誰かの心を動かしている。剣を交わすことが、あなたへの誓いになる。海鳴りを聞きながら、二人は生涯をともにすると決める。BL異世界召喚剣士ファンタジー長編、全10章完結。

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    7月6日発売予定

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