婚約解消された悪役令嬢ですが、隣国の海運街で旧造船所を任されたら王国海軍が頼ってくるのですが

婚約解消された悪役令嬢ですが、隣国の海運街で旧造船所を任されたら王国海軍が頼ってくるのですが

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舞踏会の夜、「役立たず」と侯爵令息に婚約を解消されたアセラリーネ。けれど取り乱しはしない――社交界に居場所を失った彼女には、海事学院で磨いた確かな手仕事と、向かうべき隣国の港があった。潮の香る海運街エルメリア港で、先代が遺した旧造船所を任された彼女は、竜骨を起こし、図面を引き、灯台の灯を頼りに荒れた船渠を一つずつ立て直していく。やがて彼女の造船設計は王国海軍をも動かし、かつて「地味な令嬢」と侮った者たちは静かに評価を見直すことになる。そして、彼女の手仕事を誰より近くで見守ってきた若き提督キリアンが、東岬の灯台が照らす桟橋の上で差し出したのは、海図に添えた静かな求婚の言葉だった――この人を、この港に留めたい、と。婚約破棄から始まる、海辺の街の港湾スローライフ・ロマンス。
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    7月6日発売予定

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