大学病院の医療事務だった私を、半年限定の専属秘書として指名したのは、医療法人グループ御曹司・藤堂怜・理事。半年前、救急外来で偶然対応したあの夜の患者だった。「契約は更新する。お前を手放す条項など、最初から入れていない」──氷の理事の双眸が、私の逃げ場を奪う。深夜の理事室、出張先のスイート、雪の温室。期間限定と割り切ったはずの関係に、彼は容赦なく踏み込んでくる。替えの利く私を、彼だけが替えのない唯一として独占する。契約を婚姻へ書き換えるまでの執着溺愛・現代TL長編、全10章完結。
7月3日発売予定
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