宮廷魔導院の書庫官セラフィーナは、王立魔導審問廷の魔女裁判で「禁書の魔導書を写した魔女」として焼かれることを前世の記憶ゆえに知っていた。魔導審問総長にして大公、ディートハルト閣下の前で自ら罪を認め、火刑を願い出る。されど彼は燭台の灯を背に冷ややかに告げた。「お前の罪はこの私が裁く。炎にも、誰の手にも渡さない」――氷青の双眸の奥に執着の焔。月光の中庭を抱く銀の鳥籠の塔で始まる大公の独占的な「監督処分」。クラシック耽美の魔導書世界TL長編、シリーズ第3巻・全10章完結。
7月2日発売予定
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