隣家の年下大学生・早乙女樹、十八歳。半年前から、俺はあの人妻の生活を観察してきた――夫の出張日程、帰宅時刻、PTAの曜日、ベランダ越しに漏れる溜息の深さまで。机の上には、誰にも見せない一冊の革ノート。対象別倦怠カルテ、不在スケジュール、落差段階記録、関係網管理。第一区が埋まれば、年上の妻は、自分の前でだけ仮面を脱ぐ。隣家の専業主婦・綾乃三十五歳。パート先の既婚上司・紗矢香三十八歳。貞淑で通るPTA会長・瑞穂四十歳。マンションの住人・早苗四十二歳。夫が不在の時間を、いつ・どこで・どれだけ俺が知っているか――それを知った年上の女は、自分から崩れにくる。年上の落差ハーレム、シリーズ第1巻・全10章完結。

