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既刊(1巻)

砂塵の咎人と畏れられる傭兵団長が、私の前でだけ剣帯を解いて離してくれません

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830
隊商主の養女ナージャは九歳の砂塵嵐の夜、異邦から流れ着いた若き傭兵に背に隠されて救われた。十年後――育ての親を病で失い、遺言と銀の砂時計だけを携え、南方の傭兵団「紅砂団」の宿営地を訪ねる。"砂塵の咎人"と畏れられる団長アシュラ。あの夜の少年だった彼が、二人きりの天幕でだけ砂に灼けた手で縋り、膝を折り、獣のような脆さを晒して離してくれない。「十年焦がした唯一を、二度と手放さない」――砂漠交易の陰謀と、銀の砂時計が結ぶ再会の真相♡ ハッピーエンド長編TL。

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