白狼と畏れられる将軍が、私の前でだけ牙を納めて離してくれません

白狼と畏れられる将軍が、私の前でだけ牙を納めて離してくれません

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830
北方の薬師の娘シグリは数年前、吹雪の夜に凍死寸前の負傷兵を名も告げず一晩中看病し、雪が晴れた朝に峠の道を教えて見送った。数年後――"白狼"と畏れられる北方辺境の若き将軍アクセルに突然見出され、砦へ召し上げられる。誰も近づけぬ冷徹な彼が、二人きりの私室でだけ凍傷の手で縋り、膝を折り、雪原の獣のような脆さを晒して離してくれない。「あの夜の温もりを、もう誰にも譲らない」――北方侵攻の陰謀と雪に埋もれた一夜の真相。最強の男の唯一の熾火が私である執着溺愛♡ ハッピーエンド長編TL。

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    6月30日発売予定

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