独占欲も、結婚願望もなかったのに、なんで――?
女同士の不倫に耽る友達、凡庸な不倫にはまった私。
現代台湾から届いた、愛の矛盾に食らいつく複雑恋愛小説!
「恋以外にするべきことがたくさんある。
でも、『私』を粉々にする引力がここにある」
高瀬隼子さん激震
フェミニストを自認し、作家を目指す「私」が
うっかり迷い込んだのは、落ち目の映画監督とのありきたりな不倫。
夫がいる友達は女性上司と肉体関係をもち、
心を病む父とクセの強い母は相変わらず。
「そう、結婚なんかしてる僕は、万死に値する。」
婚姻にまつわる不条理、湧き上がる怒りと孤独……
すべてを振り切り、ある行動を起こしたとき、
思いがけず手にした“新たな景色”とは?

