脂肪肝の患者の8割を改善させている尾形哲先生は、鶏むね肉こそが「肝臓の脂肪を落とす」最強の食材だと言います。その理由は大きく3つ。1つ目は、鶏むねに豊富な「糖原性アミノ酸」が、体に備蓄された脂肪をエネルギーとして使う「糖新生」という仕組みを活性化させ、脂肪を燃やしやすい肝臓にするから。2つ目は、鶏むねに豊富なBCAAという必須アミノ酸が、筋肉量をキープして代謝を上げ、脂肪を燃焼させるから。3つ目は鶏むねによって増量した筋肉から分泌される「マイオカイン」の働きで、さらに脂肪燃焼が続く好循環を生むからです。ご存じのとおり、鶏むね肉は高タンパクなのに低脂質で、消化吸収しやすく、その点でも肝臓をいたわります。しかも、物価高の中、価格は優等生ともいえる安定ぶり。ただし、どうしてもパサつきやすく味も淡白すぎるのが玉にキズ。本書では、その弱点をラクにクリアする調理法で、とってもジューシーな52品のレシピを掲載しました。調理のコツは、そぎ切り、粗みじんなどの切り方の工夫。牛乳や粉による簡単下処理。さらには味もしみ込みやすい作り置き。焼きマリネ、味付きストック、自家製サラダチキンなど、基本とアレンジ料理をふんだんに展開します。脂肪肝の解説とともに、一家に一冊、「食べて、肝臓から脂肪を落とす」完全保存版です。
