平凡な日常から突如、異世界へと転移した主人公。手にしたのは、触れるだけで肉体・精神・欲望までも自在に操れる、唯一無二のチートスキル【ハンド・オブ・ディメンション】。しかもこのスキル、使えば使うほど進化し、新たな能力を解放していくという破格の性能だった――。天使セラフィーナと別れた後、光の都ルミナリエでアキトは、七賢人の一人にして「聖騎士」の称号を持つルミナ・ヴァルトリヒと偶然出会う。久しぶりの再会は短く、彼女は護衛任務のため街を後にした――その夜、ひとり散歩に出たアキトは、人気のない路地から聞こえるかすかな声に導かれる。そこにいたのは、昼に会ったはずのルミナ。しかし、彼女の姿はなぜかアキトにしか見えない。‘認識齟齬’の魔法に隠された、誰にも言えない秘密を抱えていたのだ。正体が露見すればすべてを失う立場の彼女は、震える声で口止めを乞う。アキトは約束し、二人だけの秘密が生まれた瞬間、純白の聖騎士は彼にだけ心を許す存在へ――「聖」か「性」か、背徳が物語を加速させる...

