「ダッサ」
付き合っていた女に7股されて傷心している俺に向けて、目の前の女が言い放ってきたセリフ。
千恵理(ちえり)は中学からの腐れ縁――いわゆる悪友というやつだ。
俺が恋愛で失敗する度にコイツに愚痴るのが恒例行事。優しく慰めてくれとまでは言わないけれど、もう少し気を使ってくれても……。
たまらず俺が口走った「女なんてクソ!」の一言が、千恵理の何かに触れたらしい。
「あたしも女なんだけど?」
女として慰めてあげてやろうか? と突然俺の胸ぐらを掴んできた千恵理。
気付けばコンビニで買ったコンドームを手に、俺は千恵理とキスをしてて――
