竜王家の血を引く若き竜人、波布は、未熟さを戒められ、修行のため竜人界から人間界へ落とされる。その際、竜人としての力の大半を封じられ、残されたのは人間としての肉体とわずかな闘志のみだった。一方、波布が人間界へ落ちたとの報せは、妖獣界を駆け巡る。竜王家の血を引く者の生肝には、不老長寿の霊力が宿る――その噂を信じた妖獣たちは、波布の行方を追い始める。妖獣たちは、人間界の女たちを妖術で操り、刺客として次々と差し向ける。欲望と魔性に翻弄される街で、孤独な戦いを強いられる波布。失われた竜の力を取り戻す時は来るのか。弥王波布の壮絶なる戦いが幕を開ける!

