なるほど、こう考えればよかったのか!
「あいつは、パッと解法がひらめく才能の持ち主だよ」という話が出ることがある。多くの場合は、見えないところでの数多くの試行錯誤を経て、“才能”を磨いているのではないだろうか。
現在は「新しいものを『試行錯誤を経て』創造する時代」であると考える。そこで、新たな数学学習の本を構想するなか「発見的問題解決法」という考えに至った。これは「やり方」の暗記に頼る学びとは違い、問題の解法に至るヒントを、どのように得たのかをまとめたものである。(「まえがき」より一部抜粋)
できる人はどう考えているのか。なぜ、あの人は解法がひらめくのか。
「わからない」の理由がわかる、「考え方」へのキーワード「発見的問題解決法」。
45年以上の数学教育への考察から著者自身がたどりついた、13個の「発見的問題解決法」
・帰納的な発想を用いる
・ 定義や基礎に戻る
・背理法を用いる
・ 条件を使いこなしているか
・図を用いて考える
・逆向きに考える
・一般化して考える
・特殊化して考える
・類推する
・兆候から見通す
・効果的な記号を使う
・対称性を利用する
・見直しの勧め
これらを各章に分け、パズル問題・あみだくじ・じゃんけんなど基礎的かつ豊富な実例からその思考プロセス解説。
さらに、段階的にと高校・大学への数学へと発展させていきながら、経済学、工学などさまざま学問分野への応用までを解説していきます。
なぜ図を描くのか? 証明の手順とはなにか? 対称性とは? 記号はどのように使うのか……。
「思考ための13のキーワード=発見的問題解決法」により、どうすれば解法へのアプローチに気づくのか=ひらめくのかを解説。「考え方」の本質を理解して「発見する数学」の楽しさへ!

