「貴女を決してひとりでは逝かせない」幼い頃から病弱で20歳まで生きられないと言われていたユリアは、建国祭で出会った侯爵・レイモンドと互いに一目惚れして夫婦となる。しかし結婚後ついに病状が悪化し、効く薬はなく余命1カ月と宣告されたことを知る。本当は愛するレイモンドと共に生きたい、しかし愛しているからこそ解放してあげたい――葛藤するユリアは神に願う。「最後のひと時 健やかに過ごせる時間をください」と。次に目覚めると生まれて初めて健康になっていたユリア。驚くが、ちょうど1カ月休暇を取ったというレイモンドと満ち足りた甘い日々を過ごし、少しずつ覚悟を決めていく。最期を悟り、別れの言葉をついに告げてキスを送るユリアだったが、それに対してレイモンドは重大な秘密を明かしてきて…!?【天才魔導士の愛妻家侯爵】×【余命1カ月の薄命妻】愛は運命すら塗り替える、人生最期の1カ月を大切に生きる夫婦のラブストーリー※この作品は『PRIMO Vol.57』に収録されています。重複購入にご注意下さい。

