オカンは大手家電メーカーの秘書部で円満な人間関係の構築をモットーに働いている。ところが、息子は大学4年生になっても、お家でごろごろゲーム三昧。さすがにマズいのでは……とオカンが気づいた頃には時すでに遅し! 職場の同僚でライバルの息子は早々に一流企業に内定! 息子の同級生たちも、既に数多の内々定を手にしていた。「ゲーム会社なら働いてもええかも」と、ようやく就活を始めたは良いものの、そこから先は苦難の連続。容赦ない“お祈りメール”の嵐に、親子の絆にさえ亀裂が走り!? わが子を想うオカンの愛が胸を打つ、リアル就活奮闘小説。――「ええねん。泣いても笑っても、これが最後の過保護なんやから」
