憧れは、いつだって眩しい。手を伸ばせば届きそうで、決して掴めない光――。バンドグループ「LUCENT」のリーダー、鷹宮 伶。才能も覚悟も兼ね備えた彼女は、主人公・高田アキラにとって特別な存在だった。少しずつ縮まっていく距離。不意に見せる優しさ。‘お揃い’という甘い響き。だが、スポットライトの裏側には、誰も知らない現実がある。二人きりで練習をしようとした、その矢先――不意に現れたプロデューサー。打ち合わせがあるという言葉に、主人公は何もできないまま、その場を後にする。そして、そのあとで行われる――夢の代償。誰にも知られてはならない、もうひとつの現実。

