「また死ぬんだね、キミ」。記憶を持たぬ少年と全てを背負った少女が挑む100日間。予測不能のタイムリープファンタジー爆誕!「あんたの名前、希望だって言ったろ。最後まで、捨てちゃダメだ」 その言葉を残して、彼は死んだ。異世界から迷い込んだだけの、非力な少女を逃がすために。「神獣の守護人」としてニーヴァ国に召喚された高校生の椎名希美。『時間を巻き戻し、護衛官の少年・トウイを一〇〇日間生き延びさせれば元の世界に帰す』神獣が提示した悪趣味なルール。トウイを救うため、希美は過去へ戻る扉を開ける。しかし、運命は冷酷だった。暴徒の襲撃、他国の陰謀、人知を超える妖獣による蹂躙。トウイはその愚直なまでの優しさと正義感ゆえに、毎回希美を庇い、あるいは見知らぬ誰かを助けようとして命を落としてしまう。四十九回の死を見届け、四十九回分の悲劇の記憶を一人で抱え込みながら、希美は五十回目のループに降り立つ。彼女はもう、ただ泣いているだけの少女ではない。 「神が人を救わないなら、わたしが彼の運命を変える」 記憶を持たない少年と、すべてを背負った少女が挑む、血と執念の一〇〇日間。予測不能のタイムリープ・ダークファンタジー開幕!雨咲 はな(アマサキハナ):愛知県在住。2021年に『鳴かぬ緋鳥の恋唄』でデビュー。著書に『ドリームガーデン~私と中尉の偽装結婚~』『黒塔の眠れる魔術師 囚われの娘と知られざる禁術』『野守草婚姻譚 幽霊屋敷の新米花嫁』など多数。とよた 瑣織(トヨタサオリ):東京都在住。イラストレーター、漫画家。『棺の魔王』『魔王の処刑人』『拷問魔女』(以上ヒーロー文庫)、『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。』など多数の挿絵を担当。
