明治九年、熊本の旧士族約一七〇名が決起し、政府に反旗を翻した神風連の乱。
彼ら敬神党はなぜ軍事的成算をかえりみずに蜂起したか。
神秘的秘密結社とも解される彼らの祖師、国学者・林櫻園の思想を読み解き、その「反時代的反乱」の淵源にせまる。
著者による、執筆当時の未公開日記を初収録。
〈巻末エッセイ〉橋川文三 〈解説〉高山文彦
〈目次〉
第一部
神風連伝説
蜂起のあと
神風連百年
第二部
神風連とその時代
第一章 見神者
第二章 肥後冨勤皇党
第三章 熊本敬神党
第四章 反乱
第五章 予兆
註(第二部)
あとがき
新版のためのあとがき
日記抄
解説 高山文彦
巻末エッセイ 『神風連とその時代』にふれて 橋川文三

