人事本部に務めている小野里未久の武器は、凛として美しいと言われる「声」。
しかし、密かに憧れている上司・堤遼輔にだけは何やら嫌われてしまっているようで……。
普段から仕事に厳しい冷徹な堤ではあるが、未久のことをやたら避けている彼の態度に傷ついていた。
そんなある夜、彼が落としたイヤホンを拾い上げると、そこから流れていたのは自分の声だった!?
しかも、堤はなんと重度の声フェチだという!
「嫌ってなんていません。むしろ好きだから――」
未久の声が好きすぎて、避けてしまう「好き避け」をしていたらしい堤。
彼の本心を知った未久にある名案が浮かぶ――お付き合いすれば声に慣れて避けなくなるのではないか、と。
そうして交際を始めた二人だったが、大好きな未久の声に堤は理性を保てるはずもなく――……!

