その結婚を、誰も知らなかった。妻だけが愛を捧げた結婚を。
飛行機事故で両親を亡くした天涯孤独の俳優セーラは、19歳のとき一緒に仕事をした年上のベネディクトと結婚した。けれどほどなく、夫は賭で彼女を誘惑しただけで偽りの愛だったとわかって別居。そして、3年半が過ぎた。家賃を払うためにアルバイトしなくてはならないこともあったが、ある日、セーラは映画の大役を授かり、喜んでスペインへ飛んだ。だが現場で待っていたのは……ベネディクト! 彼が監督!?顔面蒼白の妻をよそに、夫は関係者たちを前に宣言した。「セーラとは別居していたが、また一緒になることにしたんだ」
*本書は、ハーレクイン・マスターピースから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

