「20才になるまでは純潔を守る」そう願掛けをした子爵令嬢クララは、19才で不本意な政略結婚を強いられる。夫となったのは、クララが慰問に訪れた孤児院で、かつて心を寄せていた孤児のルカ。彼は立派な騎士となり、クララに求婚したのだ。じつは願掛けは、戦場に立つ彼の無事を祈るためのもの。しかし、誓いを破ればルカに神罰が下るかもしれない。だからクララは、あと1年処女でいさせてほしいと頼みこむ。願掛け対象がルカであると言うのが恥ずかしくて、理由を明かさないまま。ルカは了承するが、他の男のために操を立てているのではないかと嫉妬を募らせていく。一方クララは、少しでもルカと触れ合いたい一心で「どこまでならセーフか」と教会に相談しに行く。明け透けな相談となり赤面して帰宅したクララ。するとルカが、浮気したのではないかと問い詰めてきて……。
