“才能がない者のためにバンドがあって欲しい。上手く言葉が出ない者のために歌があって欲しい。そのどちらもロックが昇華して欲しい。”吃音の作詞家が、最愛の親友へ贈る、最初で最後のラブレターバンドで成功することを目指し、夢と現実の狭間を生きる、吃音症のバンドマン・月。太陽のような性格で天然だが、音楽の才能に溢れている親友のバンドマン・陽。対照的な2人のバンドは、当初はどちらも華々しくデビューした。しかし両者はその後、まったく違う道を歩んでいき・・・・・・夢は叶わなかったら不幸なのか。売れたら本当に幸せなのか。そんな想いの中で揺れ動きながらバンドマンとして進んだ先に2人が見たものとは。吃音症でもある「LEGO BIG MORL」のギタリスト・タナカヒロキが描く、圧倒的青春小説。

