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じつは残酷な「ほめ育て社会」

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我々はいつの間にか「ほめて育てる社会」に毒され、叱る・叱られることが本当に下手になってしまった。しかし、今後待っているのは、自分から奮起することができない人はおいて行かれる残酷社会だ。叱られることがないので現状で満足してしまう人と、自分を成長させたいと努める人との差が、知らぬ間に大きくなってしまう社会である。自分で能力を伸ばす意識が習慣化できていない人は、自分を成長させることができなくなる。そのために特に必要となる力は、レジリエンス(立ち直る力)とメタ認知が代表的なものになるだろう。どんなに自分が追い込まれても、自分から立て直す能力、また、周囲における自分の立ち位置を把握し、何をしていくべきかを意識できる力が求められる。<目次>第1章 「ほめられること」「ほめること」の心地よさほめられればやる気も出る、と言うが……ほめられるばかりで物足りなく思う子どもや若者 ほか第2章  ほめるばかりの環境では素質の差がもろに出る―凡人にはかえって厳しい?ほめてもらえないとやる気が出ない人たちレジリエンスが鍛えられない ほか第3章 「ほめ育て社会」はだれに都合がいいのか「ほめ育て」はコスパがいい?保護者がうるさいから叱れないという先生 ほか第4章 「ほめ育て社会」では自己コントロール力のある人間しか生き抜けない忍耐力の乏しい子が増えている失敗すると落ち込み、なかなか立ち直れないという若者たち ほか第5章 ゆるい会社に危機感を抱く若者たち叱られたことがない若者たち職場を「ゆるい」と感じる若手 ほか第6章 予測のつかない社会を生き抜く力ネガティブ気分を活かす不安や自身のなさが仕事力向上につながる ほか

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