●通貨の価値を守って欲しいとあなたが本当に思ったなら?通貨は信用がすべてである。この激変する経済・社会環境において「通貨に信用を刻印」するためには、何が必要なのか。中央銀行で金融政策に携わる人々が、その精神で日々の業務を行うことは当然必要だ。加えて、「通貨に信用を刻印する」という作業は究極的には国民のサポートにかかっている。その国、その社会の「総合力」が反映されると言ってよい。本書は、そうした「総合力」を高めるために必要な中央銀行をはじめとする関係者の取り組みを理論、歴史、実務を踏まえて説明。そのうえで10の提言を行う。【本書の構成】序 章 あなたが中央銀行の政策当事者であったなら?第1章 通貨と金融システム第2章 中央銀行の役割第3章 金融政策の目的第4章 目標物価上昇率第5章 金融政策の効果波及メカニズム第6章 物価上昇率の決定理論第7章 金融政策と中長期的な経済成長率第8章 実効下限金利制約と糊代論第9章 非伝統的金融政策の効果第10章 非伝統的金融政策のコスト第11章 金融政策と財政政策第12章 財政の持続可能性の重要性第13章 為替レートの変動第14章 金融規制・監督第15章 最後の貸し手第16章 金融政策の実行プロセス第17章 金融政策の運営原理第18章 中央銀行の独立性の思想的基盤第19章 中央銀行の独立性の制度設計と運用第20章 アカウンタビリティ、透明性、コミュニケーション第21章 組織としての中央銀行第22章 国際通貨制度第23章 中央銀行当座預金の付利制度第24章 中央銀行の債務超過第25章 デジタル通貨第26章 今後予想される環境変化終 章 「信用の刻印」――改善に向けた提言
