彼のプロポーズは、きっと同情から。愛情なんて望むべくもない……。
マーゴは平凡な顔立ちだけれど美しい目をした、心優しい牧師の娘。ある夜、道で困っている家族を助けようとしていたところへ、ロールスロイスに乗った医師が通りかかり、すっかり世話になった。ゆったりと落ち着いた物腰で、とても背が高く、青い瞳が魅力的なオランダ人のドクター・ガイス・ファン・ケッセル。彼とはその後、何度か偶然の再会を果たし、みるみる惹かれていくが、有名な小児外科の大権威の彼はどこまでいっても遠い存在だった。ところが、マーゴの家族に突然の不幸が降りかかり、耐えがたい悲しみに襲われたとき、彼女はガイスの肩で思いきり泣いた。すると、仕事も住む家もないマーゴに、ガイスが不意にプロポーズし……。
■ベティ・ニールズの描くロマンスは、決して派手ではないけれど、最後には何をもってしても揺るがない誠実な愛が約束されています。そうとは知らない主人公たちが、不安に苛まれ、胸を痛め、もどかしい想いに身を焦がす姿を、そっと応援しながらお楽しみください。
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
