殴られたわけでも、育児放棄されたわけでもない、でも母は私をおぞましく毒し、搾取した――。素手でのトイレ掃除は茜(あかね)の日課の“お手伝い”だった。けなげに母の言いつけを守り家事をし勉強に励んでも母が褒めてくれることはない。それどころか「あんたはブスだから」「要領が悪いから」「しっかりしなさい」と言われ続けて育つ。だけど、家はあり、ご飯が食べられ、殴られたりすることもない…「母は正しく、私は幸せなんだ」そう思って茜は生きてきた。だが大人になり、独立した茜の家の前には早朝5時、狂気の表情で「金よこせ!」と怒鳴り散らす母がいた――。「親」という呪縛・洗脳と絶縁することを決めた茜の闘いが始まる!!

