『茄子』『セクシーボイス アンド ロボ』著者、
待望の最新長篇は時代劇!
時は天明。安五郎は親方の甚左衛門、半人前のてんせいと共に利根川を高瀬船で往復し荷を運ぶ船乗り。ある夜「朝には戻る」と言い残して出掛けた甚左衛門が一向に帰ってこない。積み荷を管理する「上乗り」の吉三郎も現れ、江戸への出発が迫るが……。船を操り世を渡り、乗り合わせるのはクセ者ばかり。水上運送道中記(ロードムービー)、開幕!
道端のカエルと小石に心を持っていかれる、
自分が安五郎の船の板の一枚になって川を下れる、
ぴかぴかの銀シャリのそばから誰かのゲキオコ声が聞こえる。
こんな体験ができるのは、黒田硫黄作品だけだと思います。
──宮崎夏次系

