新たなる文学登場!主人公鈴男の家庭内の悲喜交々。くせになるプロット、時系列が交錯のなかで登場する謎の人物たち。幻想的なワード、日常にひそむ多様な景色。物語が進むにつれて、読者は不思議な余韻にひたるであろう。「ぬっ明かりの下に、いやな影だちろちろ……見過ごしてはおけない影だちろちろ、ちろちろちろ……」【著者プロフィール】三仏生葦生 (さぶしょう・よしお) (著)本名 井坂義雄(いさか・よしお)。昭和13(1938)年、東京市小石川区氷川下町に生まれる。新潟県古志郡六日市村字浦柄(現在は小千谷市浦柄)に疎開し、少年期を送る。法政大学に学ぶ。「飛翔」同人会員、「樹宴」同人会員。著書に『ざくろ』(作品社・2002)がある。
