物事を一方向からしか見られない人は、複雑な問題を解けない。いま必要なのは、視点を自在に切り替え、情報を組み合わせながら考える「複合的思考力」だ。本書は、東京大学・京都大学の入試問題を元に、思考を深め、広げるための「考え方そのもの」を鍛える一冊。正解にたどり着くまでの思考プロセスを丁寧に追うことで、比較・構造化・抽象化といった汎用性の高い思考技法を身につけていく。知識を詰め込むのではなく、「どう考えるか」を鍛える構成は、受験生だけでなく、学び直しや思考力を磨きたい大人にも有効だ。答えを覚えるための本ではない。考え続けられる頭をつくる本である。最難関大学の問題は、最高密度の思考トレーニングだ。
