神と崇められる華の真実と愛を巡る、耽美で悲痛な大正ファンタジィミステリィ
「蝶、ともをしてちょうだい、地獄まで」「喜んで俺はお姫さまの蝶ですから」
椿の隣にはいつも蝶がいた。
その身に華を宿し、神としてあがめられる娘、華咲。
華咲にまつわる不可解な事件に挑む華咲の探偵・姫つばき。
彼女は従者の蝶仁を連れ、事件を紐解く。全ては自身の家を焼いた犯人を見つけるために。
やがて、ふたりは日本全体を巻き込んだ陰謀に巻き込まれていく――
大正ファンタジィミステリィここに開幕!
●目次
序章 桜燃ゆ
第一章 誰が薔薇を散らしたのか
第二章 蝶は椿にまつろう
第三章 秘すれば花なり
第四章 千紫万紅の華咲列車
第五章 華の地獄に罌粟が咲く
第六章 つばき燃ゆ
最終章 蝶は椿に還る
●著者
夢見里 龍(ゆめみしりゅう)
第26回電撃小説大賞で最終選考作となった『死者殺しのメメント=モリア』を改稿しデビュー。
『後宮食医の薬膳帖』シリーズ(KADOKAWA)で人気を博し、ダークな世界観と強烈な関係性を描き出す作品を発表している。
著作に『後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く』『奇妙な家についての注意喚起』(KADOKAWA)、『後宮の死化粧妃 ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿』(アース・スター エンターテイメント)、『後宮見鬼の嫁入り』(TOブックス)などがある。

