22世紀、世界の大陸は海に沈み、テラという大地だけが唯一残された。そこはタイロンという王が生き残った人々を平等に迎え入れる希望の地だった。しかしクーデターが起き王と王妃は殺され、その子供のカイとルカは命からがらテラを離れ生き延びた。10年後、成長したカイは船で暮らす貧しい人々を助け、テラを悪の王・クラーから取り戻すために闘いの旅へ出た。最初にたどり着いた動力船・マーズシップでテラへの手がかりを探すカイは、その途中、マーズシップでの庶民の厳しい生活を目の当たりにし、クーデターに加わる。しかしローランド船長や船の仲間、さらに妹のルカまでが敵側に捕らえられてしまう。皆を助けるためにカイは、中央部に潜入するため決死の作戦に挑む決意を固める。