「君は美しいことに慣れていないんだね。僕が美しいと言ったら、それは嘘ではない」
妹の世話をするため進学をあきらめたリンだったが、その妹が若気の至りで妊娠し、出産で命を落とした。リンは生まれた男の子を絶対に手放さないと誓い、今は、貧しいけれど将来のために大学に通いながら子育てに励む毎日だ。そんなある日、アナトールと名乗るギリシア大富豪が現れ、赤ん坊の父親は彼の亡きいとこで、名家の跡継ぎだと告げる。なんてこと……大切な妹の忘れ形見を、奪いに来たというの?苦学生で独身の私が大富豪相手に親権争いで勝てるわけがない。すると、彼から衝撃の提案が! 「僕と夫婦にならないか?」
*本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
