「もう、お前を妹だとは思わないから」高校時代に乱暴されかけて以降、男性に忌避感がある杏奈。信用できるのは、杏奈を救い、心の傷を癒やしてくれた義兄の司だけ。いつしかその感情は恋に変わり、司に抱かれる妄想をするように。兄だとわかっていても止められない。恋が叶わぬまま半ば諦めつつある時、会社の倒産を機に司と同居することに。更に司にストーカーを撃退するための〝恋人のふり〟を頼まれる。ストーカーに見せつけるため、手を繋いで、キスをして――あらぬところにまで触れられて。「あれだけ煽ったんだ。責任取れよ」本当の恋人のように扱われ、諦めていたはずなのに、ただの妹では満足できなくなっていき――。
