騎士団の仲間に濡れ衣を着せられ、家と職をいっぺんに失ってしまったミア。原因は「愛嬌がないこと」――そう言われても、生まれつき表情が硬く、どうしても上手く笑えない。大好きな恋愛小説に登場するヒロインは、みんな愛嬌があって可愛い。自分も大人になれば、いつか素敵な人と出会い、幸せな家庭を築けると思っていたけれど……「このまま一生、独りなのかな」そう途方に暮れる彼女の前に現れたのは、数年前に別れたきりだった幼なじみ。彼の提案で“護衛”を条件に居候させてもらうことになるが――護衛とは名ばかりで、なぜか守られているのは自分で……!?
