緊急出版!
隠蔽された現実を
経済データからあぶりだす
デフレ脱却 賃金と物価の好循環 人手不足 責任ある積極財政
荒唐無稽な政策キャッチフレーズに惑わされるな!
階級や利害の対立を直視し、健全な社会をつくる
異次元緩和が実現したのは円安と株高だけであった。恩恵を受けたのは輸出企業と投資家。多くの国民は蚊帳の外に。コロナ禍以降、混迷はより深まる。交易条件の悪化、実質円安の進行、実質賃金の低下。私たちの経済状況は悪化の一途をたどっている──。マクロ経済学の第一人者が、データを丹念に読み解き、とくに九〇年代以降の日本経済の変貌ぶりを診断。まっとうな保守主義の立場から、理論と実証を通じて政策を批判的に検証し、進むべき道筋をはっきりと照らす。
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【目次】
プロローグ マクロ経済データと向きあってきて
第1部 診断書を書く――価格を診る
第1章 なぜ、インフレになっても「デフレ感覚」が続いたのか?
第2章 物価を診る――「デフレ感覚」の正体とは?
第3章 賃金を診る――労使協調の賃上げの不思議
小休止 需要と供給が出てこない!
第2部 診断書を書く――金利、外国為替、株価を診る
第4章 「マイナスの実質金利」をめぐる診断記録――あるいは、見えづらくなった預金者の負担
第5章 「もはや1ドル360円時代の円安に逆戻り」をめぐる診断記録─―あるいは、見えづらくなった国民の負担
第6章 「「バブルぬき」の高株価」をめぐる診断記録─―あるいは、見えづらくなった「株主以外の国民」の負担
小休止 投資家にとってのマクロ経済学――失敗しても納得できる投資
第3部 診断書を書く――モノ、カネ、ヒトの循環を診る
第7章 SNAから診た日本経済―─交易損失が明るみにした「円高阻止」の功罪
第8章 資金循環表から診た日本経済―─複雑怪奇な資金循環を生み出した財政金融政策の功罪
第9章 労働統計から診た日本経済――「人手不足」という巧妙なレトリック
小休止 旧いマクロ経済データを診る――そこに政策の愚を読む
第4部 そして処方箋を書く
第10章 巧妙な政策レトリックと滑稽な政策ロジック――表面上の対立の解消と実質的な対立の深化
第11章 「健康な経済」のための政策処方箋―財政規律の回復をきっかけとして
小休止 『ブリュメール18日』を読んで――「シン・競争の作法」
エピローグ 町医者と専門医のはざまで
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