初夜の義に、アルベルト陛下に抱き寄せられた瞬間、
セリスは心中に黒い何かが渦巻いてアルベルトを激しく拒絶してしまう。
しかし、アルベルトはそれでもセリスには自分の拠り所となって欲しい、強く惹かれているというのだった…。
予期せぬ自分の態度と緊張で疲れ果てたセリスに魔術の残滓を見つけたアルベルト。
一体誰が、何のために──?
前回とあまりに違うあたたかなアルベルトの言葉や態度に戸惑いつつも惹かれているセリスだが、かつて自分を陥れたカーラの動きも気になっている。
初夜の義にセリスの対応を信頼する侍女のオリビアが疑われていると知り、オリビアの幼馴染で王宮魔術師副師長のカイン・バルケリーにセリスにかけられた魔術の調査をしてもらうことに──。

