娘として、妻として、働く母として。海の向こうでも同じように泣き、笑い、悩んでいた――。ベストセラー『兄の終い』原案の映画『兄を持ち運べるサイズに』が公開されるなど、翻訳家、エッセイストとして注目を集める村井理子と、村上春樹、東野圭吾ほか300冊以上の日本語書籍の韓国語訳を手がける人気翻訳家のクォン・ナミ。日本と韓国でそれぞれ活躍する翻訳家ふたりが、SNSでの出会いをきっかけにおよそ1年間にわたるメールで交わした、仕事、家族、親の介護と看取り、自らの健康や愛犬との別れ――。翻訳という仕事を通じ、「言葉」と常に真摯に向き合ってきたふたりが、その「言葉」を尽くしてとことん語り合う、いまを生きる私たちへの共感と励ましに満ちた往復書簡スタイルのエッセイ。【目次】日本⇔韓国 ふたりの往復書簡第1便 不思議な出会い第2便 翻訳家という仕事第3便 それぞれの仙台第4便 娘と息子たち第5便 「家族」を書く理由第6便 母親の気持ちの複雑さ第7便 老親の介護第8便 親の認知症第9便 身軽に生きるための整理第10便 山あり谷ありの人生東京 往復書簡の終わりに~クォン・ナミ×村井理子対談~
