あらすじ【遺伝子婚姻制度】20XX年。少子化の波は留まることを知らず、国の存続すら危ぶまれる事態となった。そんな現状に歯止めをかけるべく政府が打ち出したのが、遺伝子レベルで相性の良い、繁殖に適した者同士を国が強制的に結婚させる新たな制度である。パートナーと自分が適齢期を迎えると1通の桃色の紙、通称「桃紙」が届き、そこに記された時間と場所で出会い、即時結婚する…。非難の声も多かったが、俺はこの制度に大賛成だ。制度のおかげで俺みたいなキモオタでも…適齢期、つまりJKとセックスができる。JKを好きに犯しても咎められない、国から俺専用の穴を提供してもらえる…【遺伝子婚姻制度】は、そんな夢のような法律だ。