人間のからだの神秘? 自然治癒力を体内物質の化学的連鎖としてひもとく
いままでにも自然治癒力を高めるさまざまな方法が考えられてきました。けれど、それらの方法はどこか偏りがちで、医学的な論点が少々ぼけていたように思います。病気はよく、気のせいだとか、精神的な問題だとか言われますが、そのことの意味を少し科学的に解析してみると、いろいろと面白いことがわかってきます。(「プロローグ」より)
心とからだ、病気とからだという関係の中で、人間の体内に存在する多くの体内物質のうち、代表的なものや医学上話題になったものをとりあげて解説する。
プロローグ
第1章 心とからだをつなぐ物質
ミステリー小劇場 第一話 男はなぜ証言を変えたのか?
1 心とからだをつなぐ物質とは?
2 アドレナリンはいきいきと生きる原動力
3 うつ状態を改善、免疫力を高める副腎皮質ホルモン
4 脳内モルフィネは難関を乗り越える活力剤
第2章 老化を防ぎ、やる気を作る物質
ミステリー小劇場 第二話 記憶の誤算
1 脳の働きは変えられる
2 若返り物質メラトニン
3 集中力とやる気を生む物質ドーパミン
4 脳内物質の活性化でぼけない脳を作る
第3章 からだが作る薬を活かそう
ミステリー小劇場 第三話 ダイナマイトの報酬
あとがき――希望が自然治癒力を増す
●米山公啓(よねやま・きみひろ)
医学博士・脳神経内科医。聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。著作は300冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。
