日輪村を守る美しき土地神・暁(あかつき)は、ある事情から神としての力が弱まったため代替わりの儀式を行うことに。その儀式の最中「大切な宝物」を地上へ落とてしまった。一方そのころ。森の様子を確認していた村役場に勤める青年、平(たいら)は目の前で突然ほとばしった閃光の中からツチノコを発見する。だが、村おこしになると喜び保護したそのツチノコこそ、暁が落とした宝物だったのだ! 宝物を求めて平と出会った暁は、村を愛する平の真っ直ぐさや人柄に、今まで感じたことのない胸の高鳴りを覚えて…? 読めば思わず微笑んじゃう、神様の初恋!