【内容紹介】縁 結希(えにし ゆうき)は、魔暮(まくら)小学校に転校してきた6年生。転校初日の朝から変な夢を見た、引っ込み思案の結希は、友達ができるか不安を抱えながら登校する――。家庭科の授業中、コンロのスイッチをひねると、結希の前に、火を司る妖怪・火取り魔が現れる。「おいらが見えるのか? 俺は今、消えそうなんだ」と必死に語りかけてくる火取り魔を目の前に、急に妖怪が見えるようになった結希は驚き、激しく動揺する。隣の席の大輝からキャンプに誘われた結希は、釣りやバーベキューを通じて友達ができ、キャンプファイヤも楽しむ。そのキャンプファイヤ中に、またも火取り魔が結希の前に現れ、驚かせるが、いつの間にか火取り魔がいなくなってしまう。そして――。結希の目の前に現れた妖怪・つなげるんには「座敷童子ちゃんを探している。協力してほしい」と告げられる。妖怪が次々と消えていく謎、そして人間と妖怪の共生への道。結希の新しい日常は、ここから大きく動き出す――。【東ちづる氏からのコメント】子どもの頃、リアルがシンドくなると、自分で妄想する妖の世界で遊んでいました。マンガ家になることが夢だった私の大事な逃げ場所でした。その夢がこんなカタチで実現しました!このマンガには、昔からいる座敷童や子泣き爺、死神、火取り魔たちと、私のオリジナル妖怪「つなげるん」たちが、分断だらけの人間界に出動します。子どもたちの冒険を描きながら、大人にも問いかけます。「見ないふりをしていることはない?」「この世の摂理って思い込みじゃない?」「分かったつもりになっていない?」「妖怪より厄介なのは人間界なんじゃない?」と。そして、「自分がこんなふうに妖怪にお願いされたらどうする?」と考えてみてほしいです。妖怪は、昔から人間社会を映す鏡。きっと“人間の心”から生まれた存在ですから。【著者プロフィール】【原案】東 ちづる(あずま ちづる)俳優/一般社団法人 Get in touch 代表広島県出身。会社員生活を経て芸能界へ。ドラマや映画、情報番組の司会、コメンテーター、講演、出版など幅広く活躍。2012年、アートや音楽、映像、舞台などのエンタメを通じて、誰も排除しない、“まぜこぜの社会”をめざす、「一般社団法人Get in touch」を設立。代表として活動中。東京2020オリパラの公式映像「MAZEKOZEアイランドツアー」の企画・構成・キャスティング・演出・衣装デザイン・総指揮を担当。2023年3月TED×Kyotoにスピーカー登壇。著書に、『らいふ』(講談社)、『〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか~「いい人、やめた!」母と娘の挑戦』(マガジンハウス)、絵本『マリアンナとパルーシャ』(主婦と生活社)、『わたしたちを忘れないで~ドイツ平和村より』(ブックマン社)等多数。【作画】星夢(せいむ)幼少期から漫画制作に親しみ、PR漫画制作経験有。青年漫画寄りのタッチを得意としながらも、老若男女に親しみやすい表情描写を持ち味とする。キャラクターの感情表現を丁寧に描くことを大切にしており、今作は、原作『妖怪魔混大百科』の妖怪が持つダークさとユーモアを作画で引き立てるよう制作した。【制作】株式会社ラシクル株式会社ラシクルは、「障害福祉と社会をつなぐ」をミッションに掲げ、誰もが自分らしく働ける世界の実現を目指しています。中核事業として、就労継続支援B型事業所「ラシクラボ」を展開。クリエイティブ領域(イラスト・動画・Web等)に特化した支援を行い、利用者一人ひとりの強みを活かした“仕事づくり”と“社会との接点づくり”を推進しています。あわせて、障害者雇用支援事業や制作事業を通じ、福祉とビジネスの接点を創出。持続可能な福祉モデルの構築に挑戦しています。
