南米の小国エストラニオの影の支配者であるシウヴァ家に仕える元軍人の鏑木は、シウヴァ家の総帥・グスタヴォから、十一年前に駆け落ちした娘のイネスを捜せと命じられる。だが、すでにイネスは亡くなっていた。失意の鏑木の前に現れたのは、イネスの息子・蓮。鏑木が少年に手を差し伸べたその瞬間、運命は動き出す!([碧の王子]より)
シウヴァ家の総帥となった蓮は、側近でもある鏑木の献身的な庇護のもと、多忙な日々を送っていた。けれど、シウヴァという圧倒的な権力と、その中心である存在ゆえに、蓮は同世代の友人をつくることもできず、まだ恋も知らずにいた。蓮にとって、鏑木は数少ない心を許せる相手であり、鏑木と過ごした十六歳のある一夜を忘れられずにいた。ある日、事件が起きて!?([青の誘惑]より)
すべてを手にしているはずの蓮が唯一望むものは、側近の鏑木だ。主と部下という立場を忘れ抱き合った翌日、緊張する蓮の前に現れた鏑木は、何事もなかったかのように振る舞い、蓮とふたりの時間を避けるようになっていた。恋人になれないことはわかっていた、でも…… ふたりの関係がぎこちなくなったある日、蓮を庇って事故に遭った鏑木は記憶を失い!?([黒の騎士]より)
若き総帥・蓮にとって、鏑木は側近というだけでなく、幼い頃からの庇護者であり、いまでは誰よりも大切な恋人だ。しかし、主と側近という立場上、ふたりの関係は誰にも知られてはいけないものだった。初めての恋に舞い上がる自分とは裏腹にどんなときも冷静な大人の恋人に蓮は苛立ちを感じ、ときに鏑木の気持ちを試すような行動をとることもあった。そんなある夜、蓮は突然鏑木から別れを告げられ……([銀の謀略]より)
恋人の蓮と鏑木、ふたりの関係を知ったガブリエルの脅迫によって、鏑木はシウヴァを去ることとなってしまう。その後、密かに戻って来た鏑木は、蓮を護るために水面下で活動し始める。そんなとき、蓮に名門カストロネベス家の令嬢との縁談が持ち上がる。鏑木は俺が結婚してもいいのか?そう聞きたい蓮だが、肯定されるのが怖くて口にできずにいた。好きなのに素直になれない……。嫉妬とすれ違い、さらに謎の植物ブルシャを狙うガブリエルの陰謀に二人は翻弄され……。([白の純真]より)
エストラニオの影の支配者シウヴァグループの総帥・蓮は18歳の若さでその重責を担っている。少し前までは、守護者であり恋人でもある側近の鏑木がどんな時でも蓮を守ってくれた。けれどいま、鏑木に代わって蓮のそばにいるのは、味方を装いながら蓮と鏑木を追いつめていく美貌の男・ガブリエルだ。何も知らないふりで総帥としての勤めを果たす蓮。ガブリエルの正体を掴もうと密かに行動を続ける鏑木。わずかな逢瀬にも愛情を交わし合うふたりだが、敵の手が迫り!?([紫の祝祭]より)
カーニバルの日、エストラニオの影の支配者と言われるシウヴァグループの若き総帥・蓮はエストラニオ軍の上級大佐のリカルドに拉致されてしまった。絶望し希望を失いかけた時、蓮の前に現れたのはガブリエルだった。敵でありながら、思わせぶりな態度をとるガブリエルに蓮は翻弄される。一方、蓮を救うため、身を隠していた鏑木がシウヴァに戻ってきた! ガブリエルの真の狙いはなんなのか? 鏑木は蓮を取り戻せるのか? シウヴァシリーズ、感動のフィナーレ!!([紅の命運]より)
※本書は電子配信中の以下の単行本を1冊にまとめたものです。重複購入にご注意ください。
[収録作品]
碧(みどり)の王子
青(サファイア)の誘惑
黒の騎士(ナイト)
銀の謀略(たくらみ)
白の純真(イノセント)
紫の祝祭(カーニバル)
紅(くれない)の命運
![シウヴァシリーズ合本版[イラスト入り]](https://stat.dokusho-ojikan.jp/55cbce5d-2760-4992-b396-234b6388921e.jpg?dh=338&dw=236&jpeghint=y&q=70)
![シウヴァシリーズ合本版[イラスト入り]](https://stat.dokusho-ojikan.jp/55cbce5d-2760-4992-b396-234b6388921e.jpg?dh=120&dw=84&jpeghint=y&q=70)