化粧品の開発現場には、化学や生物の研究者だけでなく、光を研究する物理学者、香りの心身への影響を探る心理学者、ボトルの造形を極めるエンジニアなど、多彩な専門家が集結しています。本書は、華やかなコスメの世界を支えるこれら多様な科学の姿を伝える一冊です。スキンケア・ヘアケアからメイク、洗浄まで、あらゆる製品にどのような成分が配合され、どんな働きをしているのか。最新の測定機器の仕組みや皮膚・毛髪の構造まで、専門外の方でも理解できるよう平易に解説します。大学で化学を学ぶ学生や業界の新人、さらには美容に関わるプロフェッショナルまで、あらゆる方に向けて化粧品に込められた最先端の科学と技術のすべてを解き明かします。※なお、本書は2017年7月から2018年12月まで『月刊化学』誌に連載された「美しさは化学のおかげ! コスメの化学」を基としています。また、フレグランスジャーナル社から2019年10月に出版された本書と同名の書籍を改版したものです。

